MetaFrameアクセスクライアント, Version 4.0
Readmeファイル(最初にお読みください)
はじめに
Readme Version:1.62
注:最新のService Packおよび重要なアップデートファイルについては、/criticalupdatesを参照してください。
製品の新機能、および必要なシステム環境について詳しくは、各製品の『管理者ガイド』を参照してください。
マニュアルについて
PDFのマニュアルを表示、検索、および印刷するには、Adobe Reader 6.0(フルバージョン)~7.0までのいずれかのバージョンが必要です。Adobe Reader(Acrobat Reader)は、アドビシステムズ社のWebサイト(http://www.adobe.co.jp/またはhttp://www.adobe.com/)から無料でダウンロードできます。Citrix製品のマニュアルの最新版は、Citrix Knowledge Center Webサイトからダウンロードできます。[Product Documentation]リンクをクリックして、Product Documentationライブラリのページを表示します。ここでは、各言語用に作成されたマニュアルの最新版をダウンロードできます。
MetaFrameアクセスクライアントのマニュアル
このReadmeファイルには、MetaFrameアクセスクライアントのネットワーク環境での使用について、情報が記載されています。
Access Suiteライセンスのマニュアル
Access Suiteライセンスのマニュアルは、すべての製品CDのDocumentationフォルダに収録されています。
製品CDに日本語版のマニュアルが収録されていない場合は、Citrix Knowledge Center Webサイトからダウンロードできます。
Citrixでは、主にCitrix Solution Advisors(CSA)のパートナー各社を通して、テクニカルサポートを提供しています。Citrix製品のサポートについては、Citrix製品の販売代理店にお問合せください。また、Citrixオンラインテクニカルサポートを使用して、最新の問題とその解決策について検索することもできます。
Citrixオンラインテクニカルサポートのサービスは、CitrixサポートWebサイトで提供されています。ここでは、ダウンロードページ、Citrix Knowledge Center、Citrix Consulting Services、およびその他の有用な情報の参照先が説明されています。
MetaFrameアクセスクライアントを使用したクライアントソフトウェアの管理
MetaFrame Access Suiteの製品を使用するには、さまざまなクライアントソフトウェアをユーザーのデバイスにインストールする必要があります。MetaFrame Access Suiteの複数の製品を使用している場合は、MetaFrameアクセスクライアントを使用して、配布する必要があるクライアントソフトウェアを含むWindowsインストーラパッケージを作成できます。
MetaFrameアクセスクライアントには、MetaFrame Access Suiteのクライアントソフトウェアが多数含まれています。そのため、単一の便利なWindowsインストーラパッケージを使用して、すばやくかつ簡単に、ユーザーにクライアントソフトウェアを配布し、管理することができます。クライアントソフトウェアを配布した後は、最新バージョンのMetaFrameアクセスクライアントを使用して、アップデートされたインストールパッケージを作成し配布することによって、簡単にユーザーのデバイス上のソフトウェアをアップデートできます。
最新のMetaFrameアクセスクライアントは、Citrix社のWebサイト(http://www.citrix.com/download)からダウンロードできます。MetaFrameアクセスクライアントには、MetaFrame Access Suiteのクライアントソフトウェアの、最新のソフトウェアと多数のHotfixが含まれています。
MetaFrameアクセスクライアントに含まれるクライアントソフトウェア
• MetaFrame Presentation Server:Program Neighborhood、Program Neighborhoodエージェント、Webクライアント
• Access Gateway Enterprise:Webサイトビューア、Gatewayクライアント、Advanced Gatewayクライアント、ライブエディットクライアント、エンドポイント解析クライアント
• MetaFrame Password Manager:MetaFrame Password Managerエージェント
クライアント配布パッケージの作成
MetaFrameアクセスクライアントを管理モードで実行し、パッケージ化するクライアントソフトウェアを選択します。管理モードで実行するには、コマンドラインで以下のコマンドを実行します。
msiexec.exe /a [MSIファイルへのパス]
クライアントソフトウェアを選択し、オプションで、各クライアントソフトウェアのインストール処理をカスタマイズします。さらに、使用されないファイルを削除するオプションを選択すれば、最終的な配布パッケージのファイルサイズを小さくすることができます。各クライアントソフトウェアのカスタムインストールオプションについて詳しくは、『MetaFrame Win32クライアント管理者ガイド』、『Citrix Password Manager管理者ガイド』、または『Citrix Access Gateway Enterprise管理者ガイド』を参照してください。
MetaFrame Win32クライアントを含むパッケージをインストールすると、Program Neighborhoodコネクションセンターもインストールされます。Program Neighborhoodコネクションセンターでは、接続中のICAコネクション情報を確認できます。
クライアントソフトウェアのパッケージ化計画
パッケージを作成するときに指定されたすべての使用可能なクライアントソフトウェアが、MetaFrameアクセスクライアントによってインストールされ、アップデートされます。MetaFrameアクセスクライアントを使用して最初に作成したパッケージに含まれるクライアントソフトウェアは、次のバージョンのパッケージにも含める必要があります。
たとえば、Program NeighborhoodとPassword Managerエージェントを含むパッケージを作成した場合は、次に作成するアップデート用パッケージにも、それらのクライアントソフトウェアを含める必要があります。Program Neighborhoodのみを含むアップデートパッケージを実行すると、Password Managerエージェントはアンインストールされます。
逆に、最初のパッケージを配布した後でWebサイトビューアを環境に追加する場合は、Program Neighborhood、Password Managerエージェント、およびWebサイトビューアを含むパッケージを再作成する必要があります。最初のパッケージがインストールされているクライアントデバイス上でこのパッケージを実行すると、Webサイトビューアはインストールされますが、Program NeighborhoodとPassword Managerエージェントはインストール済みであることが検証され、変更されません。
管理者が作成したパッケージを実行すると、管理者が選択したソフトウェアのみがインストールされます。ただし、パッケージ自体には、インストールできるすべてのソフトウェアの情報とファイルが含まれます。パッケージの作成中にファイルサイズを小さくするオプションを選択すれば、不要なソフトウェアを削除できます。
パッケージのファイルサイズの縮小
パッケージを作成するとき、パッケージに含めるソフトウェアコンポーネントを選択します。パッケージの作成中に[ファイルサイズを縮小する]チェックボックスをオンにすると、作成されるパッケージに、インストールに必要なソフトウェアコンポーネントのみが含まれるようになるため、ファイルサイズが小さくなります。
このオプションを使用してパッケージを作成した後で、ソフトウェアコンポーネントを追加した新しいパッケージを配布する必要が発生した場合は、最初に配布したパッケージをアンインストールしてから、新しいパッケージをインストールします。
パッケージの配布とインストール
パッケージを作成したら、ネットワーク共有ポイントに配置してユーザーがコピーできるようにするか、Active Directoryのインフラストラクチャを使用して配布します。
クライアントデバイスは、パッケージに含まれる各クライアントソフトウェアの要件を満たしている必要があります。たとえば、Program NeighborhoodとAdvanced Gatewayクライアントを、Program Neighborhoodの要件を満たさないデバイスにインストールしようとすると、Advanced Gatewayクライアントのみがインストールされます。
MetaFrameアクセスクライアントを使用して作成したパッケージで、以前にクライアントデバイスにインストールしたクライアントソフトウェアをアップデートできます。たとえば、Program Neighborhoodエージェントを含むパッケージを作成して、スタンドアロンのProgram Neighborhoodエージェントがインストールされているデバイスにインストールすると、デバイス上のProgram Neighborhoodエージェントはパッケージの一部とみなされ、自動的にアップデートされます。ただし、新しいパッケージを作成しなければ、Program Neighborhoodエージェントはアップデートできません。
パッケージを使用してインストールまたはアップデートしたクライアントソフトウェアをアンインストールするには、コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]または[プログラムの追加と削除]を使用するか、パッケージを実行して、[削除]を選択します。
パッケージを使用してクライアントソフトウェアをインストールするには、クライアントデバイスにWindows Installerがインストールされている必要があります。Windows 2000、Windows Server 2003、Windows XPおよびWindows Meシステムには、Windows Installerが標準で組み込まれています。
サポートされるオペレーティングシステム
MetaFrameアクセスクライアントは、Windows 2000、Windows XP、およびWindows 2003が動作するクライアントデバイスにCitrixクライアントソフトウェアをインストールするために使用できます。Windows 95、Windows 98、およびWindows Meはサポートされません。[#121162, 120451,121017,121030,120532, 121024, 121020, 120598]
Program Neighborhood、Program Neighborhoodエージェント、またはWebクライアントのインストール
ユーザーのデバイスに、Program Neighborhood、Program Neighborhoodエージェント、またはWebクライアントがインストール済みであり、作成したパッケージにこれらのクライアントソフトウェアが含まれている場合は、パッケージをインストールする前に、既存のクライアントソフトウェアをアンインストールしてください。[#121023, 120958]
パッケージの作成時に選択したクライアントソフトウェアの検証
パッケージを作成するとき、ウィザードの[クライアントソフトウェアの選択]ページで[リセット]をクリックしても、本来選択していたクライアントソフトウェアの一部が表示されないことがあります。必要なクライアントソフトウェアのチェックボックスをオンまたはオフにして、パッケージの作成を完了してください。[#117455, 121022]
スタンドアロンバージョンを使用した、パッケージでインストールしたクライアントソフトウェアのアップデート
MetaFrameアクセスクライアントを使用してインストールした個々のクライアントソフトウェアを、必要に応じてアップデートするには、常にMetaFrameアクセスクライアントを使用する必要があります。スタンドアロンバージョンのインストーラを使用して、クライアントソフトウェアをアップデートしないでください。[#113033, 121018]