現象
Access Suite管理コンソールから削除したSMAアラートが、問題が解決したにもかかわらず表示され続けます。
原因
SMAアラートは、問題の検出しそれが解決しても、自動的には消去されません。SMAアラートは、管理者がアラートを認識して[アラートを現在のコンソールから削除]か[すべてのコンソールから削除]を選択するまではAccess Suite管理コンソールに表示されています。
[アラートを現在のコンソールから削除]を選択した場合でも、アラートはデータコレクタのダイナミックストアテーブルから削除されず、Access Suite管理コンソールを開きなおしたときや検出を実行したときに再表示されます。[すべてのコンソールから削除]を選択すると、アラートはデータコレクタのメモリテーブルから削除され、問題が再度検出されない限り再表示されません。
解決方法
複数の管理者がサーバーファームを監視してアラートに注意する必要がある場合は、[アラートを現在のコンソールから削除]を使用します。それにより、他の管理者もそのアラートを受け取れるようになります。問題が解決してそのアラートが不要になった場合は、[すべてのコンソールから削除]を使用します。
ステータス
これは仕様です。
追加情報
SMAアラートは、ゾーンデータコレクタによってメモリ内に保持されます。現在のアラートは、QUERYDS /table:SMAAlertsコマンドをサーバーファーム内の任意のサーバーから実行することで表示できます。このコマンドは、データコレクタのダイナミックストアテーブルを照会して、メモリ内に保持されている現在のSMAアラートを表示します。
注:[サーバー測定基準のアラート]については、上記の動作は該当しません。このアラートは、Resource Managerのアラートとしきい値に関連付けられています。Resource Managerの測定基準の値がしきい値に達して、状態が緑色から黄色または赤色になると、[サーバー測定基準のアラート]が生成されます。この測定基準は、しきい値に達すると、Access Suite管理コンソールの[サーバーの状態を表示]に表示されます。
このSMAアラートは状態が緑色に戻ると消去され、データコレクタのメモリテーブルから解放されます。
関連情報
この資料は米国のCitrix Knowledge Baseで提供している情報をもとに作成したものです。
Document ID: CTX106294
Deleting SMA Alerts from the Access Suite Console